Flavor Profile :
Acerola, Raspberry jam, Syrupy
アセロラ、ラズペリージャム、シロッピー
アセロラのような引き締まった酸味とラズベリージャムの風味、シロップのようなしっとりとした余韻と質感。
生産国 : Kenya(ケニア)
生産者 : Mara Coffee Estate ( マラ・コーヒー・エステート)
産地 : Narok county (ナロク群)
品種 : SL-28, SL-34,Ruiru 11
精製方法 : Natural
標高 : 1600 - 1800masl
収穫時期 : 2022
ケニアというと、力強い酸味や果実味を持つ素晴らしいウォッシュトコーヒーのイメージが強いと思いますが、近年ではケニアのコーヒーが持つポテンシャルをさらに広げるべく、ナチュラル精製のコーヒー生産も始まっています。
Fuglen Coffee Roastersとして焙煎をはじめて以来、毎年欠かさずケニア産のコーヒーを買い付けてきましたが、ナチュラル精製のコーヒーをお届けするのは今回が初めてです。
ケニアのコーヒーの新しい一面をお楽しみください。
Bomu la matundaはジャムやシロップのような果実を凝縮した風味と、ナチュラル精製由来のしっとりとした質感が感じられます。
ケニアでは生産される高品質なコーヒーのほとんどがナイロビの北と北東の高地で栽培されており、ニエリやキリンヤガ、ムランガなどの代表的な生産地域は全てナイロビ北部〜北東部に広がっています。
一方、ナクルをはじめとするケニア西部は、近年国外のバイヤーからは新たなコーヒーエリアとして注目を集めています。この土地が、優れたコーヒーを生産するのに最適な気候や標高を備えており、大きなポテンシャルを秘めているからです。
マラコーヒーエステートは2019年に設立したばかりの新しい農園です。
ケニア南西部、タンザニアとの国境付近に600エーカーの農地が広がり、コーヒー栽培が行われています。
農園は世界的に有名な野生動物の国立保護区 “マサイマラ”からたった数km離れた高地にあります。
サバンナから比較的近い場所でコーヒーが栽培されているのです。
生産されるコーヒーは殆どがナチュラル精製のコーヒーのみで、そういった点でも非常に新しい取り組みを行っている生産者と言えます。
”ケニアらしいナチュラルの風味”というとまだ想像がつきませんが、このタイプのコーヒーが今後どのように定着していくのか今から非常に楽しみです。
農園では灌漑が行われ、生産量を最大化するためにコーヒーツリーは密植されます。
また、高品質なコーヒーを最大限収穫するために剪定や間引きなどの手入れがしっかりと行われています。
マラエステートでは入念な手入れの元、1本の木から最大1.5kgのグリーンを生産することができます。
これはケニアにおける小規模農家の平均的な生産量の約3倍に相当します。
適正に熟したチェリーだけが手作業で収穫され、精製されます。
この農園では収穫したチェリーを4日間樽の中で発酵させます。
その後、ドライイングベッドに移動させ乾燥させます。
より均一な品質を目指して、チェリーは樽に入れて発酵させる前と乾燥中、2度にわたって手作業による丁寧な選別が行われます。
ご購入は下記リンクからどうぞ!
→Bomu la matunda🇰🇪
YouTubeにてボム・ラ・マトゥンダのテイスティング動画をアップしています!
こちらからどうぞ!