Renardo Ovalle / グアテマラ
Flavor Profile :
Tropical fruits, Apricot, Red apple, Molasses.
トロピカルフルーツの風味、杏や赤りんごの果実味。糖蜜の甘い余韻。
生産国:Guatemala (グアテマラ)
生産者:Renardo Ovalle (レナルド・オバジェ)
農園 : Finca Cuevitas (フィンカ・クエビタス)
産地:Huehuetenango > La Libertad (ウエウエテナンゴ > リベルタッド)
品種:San Ramon (サンラモン)
精製方法:Washed (ウォッシュド)
標高:1800 m.a.s.l.
収穫時期: 2024
グアテマラから届いたマイクロロット。
なめらかな口当たりと甘みが際立つ、飲みごこち抜群のコーヒーです
バナナやパパイヤといったトロピカルフルーツの甘さから、杏や赤りんごの清々しい果実味まで、複雑な風味が感じられます。
際立つのは、糖蜜を思わせる濃厚な甘み。この甘さは、口に含んだ瞬間から余韻まで、優しく静かに広がっていき、コーヒー全体に艶やかさと穏やかさをもたらしています。肌寒さが増すこの季節にぴったりの、絶妙なバランスを持ったコーヒーです。
1958年、著名な医師のホルヘ・ビデス・モリーナが情熱を注いでフィンカ・ラ・ボルサを設立し、これがビデス家の3世代にわたるコーヒー栽培の始まりとなりました。1995年にドン・ホルヘが他界した後は、娘のマリア・エレナと息子のレナルド・オバジェが経営を受け継ぎました。
2002年、グアテマラで初めて開催されたカップ・オブ・エクセレンスにおいて、彼らの農園のコーヒーが準優勝という栄誉に輝きました。この成功を機に、スペシャルティ・マイクロロットの生産可能性に着目。農園は生産方式を刷新し、カッピング・デイ・ロットや品種ごとに品質を厳選するとともに、焙煎業者やコーヒー・バイヤーとの直接取引を開始しました。
一家は持続可能性とトレーサビリティを重要課題として掲げており、収穫から加工、輸出に至るまで細部にわたって徹底的な品質管理を行っています。19.5ヘクタールの広さを持つフィンカ・クエビタスでは、パカス種とサン・ラモン種が栽培されています。
<サンラモン種>
サンラモン種は、ティピカ種から自然発生的に生まれた変異種です。その名称は、発見された場所に由来しています。発見地であるサンラモンは、コスタリカの主要な農業都市で、アラフエラ州の北東部からおよそ27マイル(約43キロメートル)の距離に位置しています。