RETIRO DE QUISAYA ESPRESSO/ GUATEMALA

RETIRO DE QUISAYA ESPRESSO/ GUATEMALA

5月 17, 2024

Retiro de Quisaya / グアテマラ



Flavour Profile :
Orange, Plum, Almond, Brown sugar.
オレンジやプラムの果実味、アーモンドの風味とブラウンシュガーの甘み。

生産国: Guatemara (グアテマラ)
生産者: Juan Luis Barrios (フアン・ルイス・バリオス)
農園: Retiro de Quisaya ( レティロ・デ・キサヤ)
地域: Acatenango > Chimaltenango > San Martin Jirotepeque ( アカテナンゴ > チマルテナンゴ県 > サンマルティンヒロテペケ)
品種: Bourbon ( ブルボン )
精製方法: Washed (ウォッシュド)
標高: 1,600~1,700masl
収穫時期: 2023


Retiro de Quisaya農園のコーヒーは、オレンジやプラムを思わせる明るく、爽やかな果実味と、アーモンドやブラウンシュガーのような穏やかな甘味が調和した、バランスのいいコーヒーです。
軽快な果実味は、これからの季節にぴったりのアイスドリンクとしても楽しめそうです。

オーナーのフアン・ルイス・バリオス氏は、100年以上の歴史を誇るコーヒー生産者一家の4代目。理想的な気候と標高のもと、丹精込めて育てられたブルボン種のチェリーは、ゆっくりと甘みを蓄えながら成熟します。収穫では、完熟した赤い実だけを丁寧に手摘みすることで、クリーンで上質なカップを実現しています。その品質の高さは、カップオブエクセレンスにも幾度となく選出されていることからも明らかです。

グアテマラのコーヒー産業は、1850年代から商業的に栽培が始まり、1888年のパリ万博や1915年のサンフランシスコ万博で「世界一のコーヒー」と評価されるなど、国際的に高い評価を得てきました。グアテマラ全国コーヒー協会(Anacafé)は、生産者への技術支援や教育を提供し、品質向上のためのノウハウを共有しています。


この国で生産されるコーヒーのほとんどは、上質なアラビカ種です。豊富な水資源を活かし、ウォッシュドプロセスで丁寧に精製されます。バリオス氏の家族のように、歴史と規模のあるコーヒー農園では、長年培ってきた専門知識と十分なリソースを活かして、時間をかけて栽培方法を改良し進化させてきました。多くの農園が独自のウェットミルと乾燥施設を備えており、精製工程を細かくコントロールすることで、品質の高さを維持しているのです。


こうした大規模農園の知識は、時とともに小規模生産者にも継承され、それぞれの農場に応用されてきました。その結果、グアテマラには資源が豊富で多様性に富んだコーヒーコミュニティが生まれ、私たちに素晴らしいコーヒー体験を提供してくれています。


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