''BOKASSO'' is arriving!!!

''BOKASSO'' is arriving!!!

1月 29, 2018

いつもNews Letterを購読頂いている皆さま、2018年もどうぞよろしくお願いいたします!

例年以上に忙しなく2017年を終え、2018年を迎えると同時に新しいコーヒーのリリースとなりました。

今回は産地のエチオピアとEUで「オーガニック認証」を取得したコーヒー ''BOKASSO''(ボカッソ)についてご紹介したいと思います。

BOKASSOをスタートに2018年はいくつのコーヒーをご紹介できるか、そして私たち自身がどれだけのコーヒーと出会えるのか、今から楽しみです。

『BOKASSO / ボカッソ  』

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FLAVOR PROFILE

フローラル、プラムやチェリーのような果実味。
ハーブティーのようなやさしい甘さ。

Floral, Plum and Cherry,
Sweetness like a herb tea.

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Bokasso washing station
Sidama Cooperative Union
Region: Yrga Alem, Sidamo
Altitude: 2000 masl
Picked: 2016-2017
Farmers: 周辺の約2047の小規模農家
Varietals: コーヒーの品種はミックスされたローカルな品種。
ここでは主に74110と74112という品種名です。
しかしその品種も生産者がもともと所有する原生するTypica種と混ざり合っており、総じてEthiopian Heirloom(エチオピア原種)と呼ばれます。
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 Bokasso Cooperativeは隣接した2つのwashing station(精製所)を有しています。

ここで精製されたコーヒーが”Bokasso”として、Sidamo Cooperative Unionを通して市場に出ます。
シダモはクリーン、フローラル、シトリックな風味を持つ、ウォッシュドのコーヒーの生産地として有名です。
シダモの地域では、様々な異なるコーヒーの生育環境が広範囲に渡り広がっていて、標高の高い山奥の中に茂るフォレストコーヒーの生産で有名な、Aleto, Wondo, Darra, Daleなども含まれています。
シダモの中には、現在約50のコーポレイティブ(協同組合)があり、全体で約90,000もの生産者メンバーが所属しています。
栽培されている主なコーヒーの品種はシダモタイプと呼ばれるもので、有機栽培によって生産されています。
枝の剪定はあまり行わないのも特長です。
エチオピアのコーヒーはすべて中央組織であるUnionを通して輸出され、ここではSidama Unionを通して出荷されます。Unionではその他にパッキング前の作業であるドライミルとグレーディングも行われます。

今回このコーヒーを取り扱うにあたり決め手となったことがあります。
それは、花のように香り高く、プラムやチェリーのような果実味がある、高品質でしっかりとした個性があるコーヒーであることと、かつエチオピアとEUそれぞれで「オーガニック認証」を取得しているという点です。

エチオピアで栽培されるコーヒーのほとんどは、有機栽培(オーガニック)です。
肥料はコーヒーパルブ(果実)などを混ぜたものを使用し、農薬も使っていません。
しかし、ほとんどの生産者は認証を取得しておらず、今まで私たちが購入してきたエチオピア産のコーヒーも、オーガニックを名乗ることはありませんでした。
FUGLEN COFFEE ROASTERSとして一番大切にしていること、それは当然ですが「美味しいコーヒーを皆さまに届けること」です。
美味しいとは何か、それは「とっても甘く、クリーンで、フレッシュな味わい」がするコーヒーだと考えています。
「コーヒーが本来持っている果実味や花のような甘い香りなどの個性が感じられる」そんな素材を選定し、焙煎によって味わいのバランスを整えています。

素材選びにおいて、特に一年目はテーブルに並んだサンプルの中から、一番いいコーヒーを選んでいました。
素材として一番ポテンシャルを感じるコーヒーです。
このコーヒーだったらどんな焙煎になるのか、抽出したコーヒーはどんなフレーバーがでるのか、ロースターの想像を掻き立てるサンプルに出会う瞬間が醍醐味のひとつでした。


もちろん、一番いいコーヒーを選ぶことは今でもかわりありません。
どこまで高いレベルで、かつ均一に素材の持ち味を引き立たせるかが焙煎自体の役割であるなら、素材そのもののクオリティが高く、キャラクターがたっていることが前提となるからです。

それでも、ただ美味しいだけでは不十分であることも、その後理解するようになりました。
そのひとつの理由として、定期的に農園を訪れる中で、私たちと農園の関係性が生まれてきたことにあります。
誰が、どんな想いで、コーヒーをつくっているのか。
どんな気候や風土の要因によって、それらのコーヒーのテイストが形成されているのか。
そして、社会情勢や労働環境なども含めて、私たちが購入しているコーヒーの背景がだんだんと見えてきたことにあります。

それは、労働環境が悪いという意味ではありません。
それは、単純な社会支援を目的にするわけでもありません。

長期的な視点で、安定して品質の高いコーヒーをお客様に供給するためには、農作物としてのコーヒーの出来栄えを、単年の品質だけで評価するだけでは足りないという実感が強くなったからです。
繰り返しになりますが、エチオピアで栽培されるコーヒーのほとんどがオーガニックです。
つまり、人体に有害な農薬が使われていないという意味です。
それは、栽培や収穫に携わる人々の健康に配慮された生産システムと言えるでしょう。
また、環境や土壌にとっても持続的な方法であるはずです。

もちろん、オーガニックだからと言って味がいいとは限りませんし、生産量も限られリスクもあります。

それでも長期的な視点も踏まえ、今回「オーガニック認証」のコーヒーを取り扱うことで、私たちにとっても農作物としてのコーヒーについて考え直す大きなきっかけとなりました。

この、さわやかで優しい甘さのあるコーヒーを飲みながら、コーヒーのことや環境のことを一緒に考えることができたら、作り手と飲みての間に立つロースターとして、何よりです。

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