Flavor Profile :
ネクタリンやレモンの果実味、紅茶のような質感、きび砂糖の甘み。
Nectarine, Lemon, Tea-like, Cane sugar.
生産国: Peru ( ペルー )
生産者 : Ylder Herrera Heredia ( イルデル・エレーラ・エレディア )
農園 : Flor del Valle (フロール・デ・バジェ )
地域 : Amazonas (アマゾナス) > Lonya Grande (ロンヤ・グランデ)
品種: Costa Rica95 (コスタリカ95) , Bourbon (ブルボン)
精製方法: Washed (ウォッシュド)
標高: 1900 - 2000 Masl
収穫時期 : 2022
認証: EUオーガニック
このコーヒーはEU内でオーガニック認証を取得しています。
ネクタリンやレモンのような引き締まった果実味に、香りや質感は華やかで軽やな紅茶のようです。微かなキビ砂糖のような柔らかさと甘い余韻が、心地よく広がります。
イルデル・エレーラ・エレディアは、アマゾナス地域で生まれ育った若き生産者です。彼の家族は高品質なコーヒーの生産に従事しており、彼は幼少期からその技術を学びました。
その後、大学に進学して学位を取得し、故郷である地域で小規模生産者と協力して働くことを選びました。
彼の農園であるフロール・デル・バジェは、アマゾナスのロニャ・グランデ地域に位置し、2ヘクタールの土地にコーヒーが栽培されています。
この農園は標高約1900メートルに位置し、イルデルはコスタリカ95とカトゥーラなどの品種を育てています。
コーヒーチェリーは収穫され、農園内の設備で果皮を取り除かれます。
果皮を取り除くタイミングや方法は、品質向上を図るためにさまざまな試みが行われているようです。果皮が取り除かれたあとは、パーチメントは小さなタンクや袋で約10時間発酵させ、その後ソーラードライヤーで乾燥させられます。乾燥には平均して30日ほどかかります。
標高1900mのような高地では、低地よりも長い発酵が可能であり、チェリーのままでの長期発酵によりはっきりとした果実味と高品質なコーヒーが得られるようです。
ブラジルやコロンビアに隣接するペルーは、アラビカ種のコーヒー生産量が多い国ですが、農園を取り巻く環境は整っているとは言い難く、まだインフラなどの整備が不足している状況です。
ほとんどの農園は小規模で都市から離れた場所にあり、ペルーの農家の約30%が協同組合に参加することで市場へのアクセスを得ています。
イルデル・エレーラ・エレディアは、高品質なコーヒーを生産する一方で、現在はNorcafeという協同組合の会長も務めています。Norcafeは400人以上の生産者からなる組合で、多くの若い生産者たちが家族からコーヒーへの情熱を受け継ぎ、コーヒーを栽培しています。
組合はマイクロロットとコミューナルブレンドのコーヒーを作成しています。
コミューナルブレンドとは高い品質基準を満たしているものの、単一lotとして出荷できないほど収穫量の少ないコーヒーを集めて作られるブレンドのことです。
このコミューナルブレンドを通じて収穫量の少ないコーヒーも市場に提供することができるようにしています。
Norcafeの活動目的は社会的、経済的、環境的な側面にも向けられており、フェアトレードや他の有機・持続可能性に関する規制で定められた基準を順守しています。
また、生産者への支払いについて完全な価格の透明性を持っています。
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→Ylder Herrera Heredia / Peru 🇵🇪