AA KIENI / KENYA

AA KIENI / KENYA

12月 28, 2023

AA キエニ / ケニア

 

Flavor Profile:
Red currant, Raspberry, Ruby grapefruits, Juicy.
レッドカラントやラズベリー、赤いグレープフルーツの果実味や甘み。ジューシーな飲み口。

生産国:Kenya ( ケニア )
精製所:Kieni Factory (キエニ・ファクトリー)
生産者組合:Mugaga *Farmers Cooperatibe Society (ムガガ生産者組合)
ファクトリーにチェリーを届ける生産者:約1000の小規模農家
産地:Nyeri ( ニエリ)
品種:Batian, SL-34, Ruiru 11, SL- 28
精製方法:Washed
標高:1818masl
収穫時期2022-2023
*文中はFCSと表記します。

果実をかじったようなジューシーな印象のこのコーヒーからは、ケニアらしいレッドカラントやラズベリーの果実味に加えて、赤い果肉のグレープフルーツのような甘みがほのかに感じられます。



キエニ・ファクトリーは、デンマークのロースターが長らくダイレクトトレードを行っていることと、その高い品質も相まって、数あるコーヒーファクトリーの中でも国外からの認知度が非常に高い、ケニアで最も有名なファクトリーの一つです。

ニエリは首都ナイロビから北上し、標高5000mを超えるケニア山とアバディア国立公園の間に広がる、ケニアで特に高品質なコーヒーを生産するエリアとして名高い生産地です。
キエニ・ファクトリーはニエリにあるMugaga FCS (ムガガ生産者組合)の傘下で運営されています。

ケニア山に近い場所でコーヒーが栽培されており、ケニア国内の他の生産地と比較しても、ここで生産されるコーヒーはより高い標高で栽培されていることがわかります。
高い標高でコーヒーを育てることは、昼と夜の寒暖差が大きいことを意味します。
寒暖差がある場所では、コーヒーチェリーが十分に熟すまで時間をかけてゆっくりと成熟し、最終的なコーヒーに複雑な風味と上質な酸味をもたらすと考えられています。





FCSにはカグモイニ、キアンバラ、ガシュグ、ガティナ、そしてキエニ・ファクトリーが所属しています。
カグモイニ、ガシュグなど、覚えていらっしゃる方がいたら嬉しいです。
どのファクトリーのコーヒーも素晴らしい品質のコーヒーでした。

私たちは何度もこのFCSからコーヒーを買い付けてきましたが、キエニ・ファクトリーからコーヒーを買い付けたのは初めてです。

キエニ・ファクトリーを訪問した際、収穫期が終了しファクトリーは稼働していませんでしたが、チェアマンのチャールズが施設内を詳しく案内してくれました。私が訪問したファクトリーの中では、この施設が最も大きく、アフリカンベッドは100台以上設置されており、コーヒーの生産量が非常に多いことが伺えました。
現在は約1000軒の小規模農家がチェリーをファクトリーに持ち込み、それぞれのlotが作られています。





【収穫〜精製まで】

ケニアは2つの収穫期があり、メインクロップは10月から12月にかけて収穫され、フライクロップは5月から7月にかけて収穫されます。
私たちはいつもメインクロップから買い付けを行っています。
メインクロップの場合、花が2月から3月にかけて咲き、コーヒー豆は翌年の1月から4月にかけて購入可能になります。
私たちがケニアを訪れた2月下旬は、メインクロップの収穫や精製を終えた買い付けのハイシーズンでした。

農家は熟したチェリーを全て手作業で収穫し、ファクトリーに持ち込みます。
到着時、選別のための小屋でシートの上にチェリーを広げ、さらに手作業で適正に熟したチェリーとそうでないチェリーをファクトリーの基準に合わせて選別します。
ファクトリーには受付係のようなスタッフがいて、正しく選別が行われているかを確認するために立ち会います。





熟したチェリーだけが選別され、パルパーと呼ばれるマシーンに投入されます。このマシーンはパーチメントを覆う果皮を取り除くための機械です。
マシーンを通過したコーヒー豆は、パーチメントという豆を保護する殻に覆われた状態になります。
パーチメントは密度に応じて3段階に選別され、グレード1とグレード2だけが後述する精製工程に進みます。
密度の低いグレード3は低品質と見なされ、国内消費に回されます。

この時点で、パーチメントは「ミューシレージ」と呼ばれる、自然由来の糖分とアルコールで構成された粘着性のある液体で覆われています。
このミューシレージがコーヒーの甘さや酸味、総合的な風味に大きな影響を与えています。
ミューシレージに包まれたパーチメントは、発酵タンクに入れられ、16〜24時間かけてじっくりと発酵させます。
ここで使用されるタンクは水を入れていないもので、発酵はチェリーや環境中の微生物がミューシレージを分解することによって行われます。






タンク内での発酵が終了すると、パーチメントは再び綺麗な水で洗われ、ウォッシングチャンネルを通ってさらに比重選別されます。
チャンネルを通過したパーチメントは綺麗な水が貼られたタンクに16〜18時間漬けて置かれます。
この工程がコーヒーの酸味の質を向上させ、クリーンなカップにつながると考えられています。

その後、乾燥の準備が整ったら、スキンドライベッドというメッシュが張られたベッドに移して、6時間〜場合によっては一日かけて規定の水分値まで乾燥させます。
前の工程で洗ったばかりなので、パーチメントは50%くらいの水分を含んでいます。
このベッドでは20%程度になるまで乾燥させます。

規定の水分値まで乾燥したら、次にアフリカンベッドと呼ばれる高床式の乾燥台に運ばれ、最大21日間ほどかけてゆっくりと乾燥させます。
アフリカンベッドに広げられたコーヒーは、日中の日差しが強い時間帯と夜間はビニールシートをかけて保護されます。


 

商品ページ👇
AA KIENI / KENYA🇰🇪



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