Fuglenの夏の風物詩“ FUGLEN COLD BREW ” 。
アイスコーヒーならではのスッキリとした味わいを活かしながらも、コーヒー豆それぞれの個性を十分に感じていただけるように工夫してできたドリンクです。 今回はご自宅でも楽しんでいただけるように、レシピをご紹介します。
淹れ方はKalitaのウェーブドリッパーを使ったハンドドリップの手順と変わらないので、是非普段の要領でコーヒーを淹れてください。
今回抑えるレシピのポイントは2つ。
★ホットコーヒーのレシピよりも少し豆を多く使う
★コーヒーの液体が薄まらないよう外側から急冷する
この2つのポイントをおさえると冷たいコーヒーでも味が薄くならず、豆の持つ個性をより引き出したアイスコーヒーを楽しむことができます。
今回は分量の異なる [ 2つのレシピ ] をご紹介します。
18gのレシピは1~1.5杯分、36gは2~3杯分のコーヒーが作れます。
⚪︎コーヒー豆 ( AA Thimu ) : 18g / 36g
⚪︎90~93℃のお湯 : 250ml / 500ml
⚪︎ドリッパー : Kalita Wave Dripper 155 / 185
⚪︎コーヒーサーバー
⚪︎ドリップ用ケトル
⚪︎スケール
⚪︎タイマー
⚪︎きび砂糖 : 適量(0.5~1g程度)
⚪︎氷
⚪︎抽出後のコーヒーを冷やすボウルなどの容器
※サーバーは外側から急冷するので、温度変化で割れない素材の容器をお使いください。
★18gの場合はお湯を250ml、36gの場合は合計500mlのお湯を注ぎます。
レシピ中 [ 250ml / 500ml ] のようにそれぞれの分量に応じたお湯の量を記載しています。
それでは淹れていきましょう!
① 【 抽出の前に 】
器具をセット。 ペーパーフィルターの上からお湯をかけ、フィルターについている紙の匂いを取りながら抽出器具を温めます。ドリッパーの中にコーヒーの粉を入れて、抽出を始めます。
② 【 00:00 - 50ml / 100ml のお湯を注ぐ 】
タイマーをスタートして、50ml / 100ml(コーヒー豆の倍量+少し)のお湯を粉に均等にかけます。 できれば10秒以内にさっと注ぎ、粉とお湯が触れるタイミングを揃えてあげます。コーヒー粉が満遍なく均一にお湯に触れることで、コーヒー粉から過不足なく味わいを引き出すことができます。
③ 【 00:40 - 100ml / 200ml までお湯を注ぐ 】
タイマーが40秒に達したら再び50ml / 100ml のお湯を全体に注ぎます。
④ 【 00:50 - お湯を注ぎ続ける 】
注いだ湯量が100ml / 200mlになったら、ケトルの口をドリッパーの中央に固定し、ゆっくりと注ぎ続けます。コーヒーが下に落ちる速さとお湯を注ぐ速さを同じにすると水っぽくならずに、しっかりと成分を引き出すことができます。
⑤ 【 2:00 ~ 2:30 - 250ml / 500ml まで注いで完了 】
250ml / 500ml までお湯を注いだら完了です。 注いだお湯が全て落ち切るまでの時間が、2:30 〜 3:30 くらいに収まれっていれば、適正な挽き目になっています。
⑥完成したコーヒーを急冷します。
金属製の容器や
耐熱ガラスサーバーなどで冷やします。
コーヒーを淹れ終わったら、すぐに氷水が入ったボウルなどにサーバーを移し、冷やします。容器を回すと冷却が早くなるので、おすすめです。
"FUGLEN COLD BREW"では、冷やす直前にきび砂糖を加えます。粉の量を多くしたり、冷やしたりすると後味に苦味を感じることがあります。そのような苦味を和らげるために、きび砂糖の甘さで味のバランスを調整します。
北欧では本来、コーヒーを冷たく飲む習慣はありませんでしたが、砂糖や他の材料を混ぜて冷たいコーヒードリンクを作るアレンジが行われていました。この"FUGLEN COLD BREW"にもその名残を感じていただけるかもしれません。
普段砂糖を加えずに飲む方でも、ぜひアレンジとして試してみてください。
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