Flavor Profile :
リンゴのようなシャキッとした酸味にドライフルーツのような甘さ。
烏龍茶を思わせる柔らかい口当たりとライトボディの赤ワインを飲んだ後に感じるタンニン質な余韻。
Apple, Dried fruits, Oolong tea, Winy.
生産者 / Producer: Bulambuli washing station members (ブランブリ・ウォッシングステーションメンバー)
精製所 / Washing station: Bulambuli (ブランブリ)
設立 / Foundation : 2021
産地 / Region: Mt.Elgon > Bulambuli
生産国 / Country: Uganda
品種 / Variety : SL-28, SL-34, SL-14
精製方法 / Process: Washed
標高 / Altitude: 1800-2300masl
収穫時期 / Harvest : 2022
Fuglenでは2度目となるウガンダ共和国からコーヒーのご紹介です。
ウガンダの東、ケニアとの国境に跨るエルゴン山のBulambuli (ブランブリ) という地域でこのコーヒーが作られています。
エルゴン山は南東をケニア、北西側をウガンダに跨って広がる火山で、どちらの斜面でもコーヒーが栽培されています。
この地域で栽培される品種は主にケニアでよく見られるSL品種です。
栽培品種・生育環境共にケニア西部と近しいBlambuliですが、ケニアとはまた少し異なった印象を感じられると思います。
Bulambuliは標高1800〜2300maslの、 周辺の500以上の小規模農家から集まったコーヒーチェリーによって作られています。
ちなみに、このlotはZinuleと呼ばれるlotですが、ZinuleとはLugisuという土語において「 アロマティック・煮詰めた・甘い」などの意味を持つ単語だそうです。
ウガンダのコーヒー生産量は総生産量420万袋、25万トンに及びます。
アフリカではエチオピアについで2位、世界でもトップ10に入る程多く、そのうちの約80%がロブスタ種、残りの約20%をアラビカ種が占めています。その中でも品質の高いアラビカ種はまだ希少です。
ウガンダで生産されるコーヒーのほとんどが生産者によって簡易的に自家処理されており、大部分の生産者はコーヒー生産におけるノウハウや知識にアクセスする術をもたないためこれらのコーヒーは品質が安定しません。
その結果ほとんどが持続不可能なほど低い価格で販売されています。
そしてこのようなコーヒーがウガンダの生産量の85~90%を占めています。
Bulambuliの場合、コレクションポイントやウォッシングステーションに集められたチェリーは、選別から乾燥までの各工程を管理・記録されながら精製されます。
このプロジェクトはまだ始まったばかりですが、すでに近隣のケニアやエチオピアのコーヒーと並んでも遜色のない高い品質を感じています。
今後より品質が向上していくことが楽しみな素晴らしいコーヒーであり、精製過程が適切に処理されることによってウガンダのコーヒーが高いポテンシャルを発揮できるということを証明していると思います。
[Harvest]
主な収穫は11月から1月にかけて行われます。
[Production]
チェリーは、Bulambuli地区の約4つのサブカウンティ内の特定の小さな町やコミュニティの小規模農家から調達し、購入しています。
買い付けは小さな集荷センターで行われるか、直接ウォッシングステーションに持ち込まれる場合もあります。
チェリーの買い付けはウォッシングステーションのマネージャーやオーナーが監督しています。
生産者から届けられたチェリーは生産者自身が選別しなければなりませんが、それが十分でない場合はさらに選別するスタッフがいます。
ウォッシュド精製の場合、エコパルパーで果肉除去された後、プラスチックやコンクリートの小さなタンクで乾式発酵されます。
その後、チェリーは高床式の乾燥ベッドやパラボラ式乾燥テント( 雨風を凌ぐことができる風通しの良いテント・ハウス) 内のベッドで乾燥されます。
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