2月 05, 2020
12月上旬、エチオピアに行ってきました。
少し前まで、国内情勢が不安定で、直前まで安全確認を行っていましたが、無事に行く事ができました。
主に訪れた南部SidamaやYirgacheffeは平年よりも多い雨と、低い気温で収穫は5、6週間遅れているようですが、特に影響はないようでした。
通常は10月くらいから収穫が始まるエチオピアですが、今年はほとんどのエリアが11月から12月に収穫がスタートしました。
一度の収穫量は比較的低くなっていますが、生産者はその分選別に時間がかけられるので、かなり高い品質が期待できるとともに、取引価格の上昇も予想されています。
エチオピアのコーヒーサプラチェーンは法律が毎年のように変更になり、なかなか複雑でした。しかし近年、輸出に関しての法律が変わりました。
今までは一部の機関(または個人)しかコーヒーを輸出できませんでしたが、申請をすれば誰でもコーヒーの輸出ができるようになりました。
つまり買う側としても、生産者の規模にかかわらず、直接生産者から購入しできるようになりました。これによりトレーサビリティが向上します。
化学肥料を必要としない、森と一体化したコーヒー農園はエチオピアでよく見られます。
フグレンとしての今シーズンからの目標は、小規模で、オーガニック認証を取得しているいくつかの農家との取り組みを始める事です。小規模であれば品質も管理しやすく、また生産者と直接話せるので、信頼関係も強く構築できます。
2月の中旬にコーヒーの選定、購入をするために、再びエチオピアに行きます。
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