Hada / Ethiopia

Hada / Ethiopia

8月 11, 2025

ハダ/ エチオピア

Flavor profile:
Blueberry, Orange, Fig, Milk chocolate.
ブルーベリーやオレンジ、無花果の果実味。ミルクチョコレートの甘さ。

生産国:Ethiopia(エチオピア)
農園 : Hada Farm (ハダ農園)
産地:Guji ( グジ )  > Hada (ハダ)
品種:Heirloom(エアルーム)
精製方法 : Natural
標高:2,140 - 2,230m
収穫時期: 2024-2025

今期のエチオピア第二弾は、ナチュラルプロセスのコーヒーです。

ラズベリーやブルーベリー、オレンジや無花果のような鮮やかではっきりとした果実味が感じられます。余韻には、ミルクチョコレートのようなしっかりとした甘さが感じられます。

ナチュラルプロセス由来の複雑ではっきりとしたフレーバーやしっかりとした甘さを持ちつつ、プロセス特有の発酵感はほとんど感じられません。まるで濃縮された果実のような味わいは、このエリアのコーヒーの品質の高さを物語っているように思います。

 

グジエリアのコーヒーが近隣のシダモやイルガチェフェエリアのコーヒーのように注目を集めるようになったのはここ最近のことです。近年では、その品質の高さとユニークなフレーバープロファイルによって、世界中から注目を集めています。

グジエリアは十分な降雨量に恵まれ、急陵な山地が多いことが特徴です。このエリアでは、年々コーヒーの生産量が増加していますが、そのような土地や気候条件はコーヒーの栽培を行うのにとても適しています。

ハダ農園では、手摘みによってチェリーを厳選し、熟した赤いチェリーが集められ、未熟なチェリーは目視検査によって取り除かれます。チェリーはアフリカンベッドの上に置かれ、従業員はチェリーを掻き分けながら、均一に乾燥させます。

発酵初期段階では、チェリーに黄色のシートを2,3日ほど被せながら発酵を促し、その後天日干しにし、9~12日ほどかけながら乾燥を行います。

乾燥したチェリーはその後、首都のアディスアベバに運ばれ、そこで乾燥粉砕されて輸出用として準備されます。

エクスポーターのWelichu wachuは、農家に対して新しいテクノロジーや新しい品種の苗木、農学サポートへのアクセスを充実させることで農家をサポートしています。

Welichu wachuが所有する農園の多くは標高2,100m以上に位置しています。その素晴らしい気候条件のもと、チェリーはゆっくりと糖分を蓄えながら熟し、密度の高いチェリーが生産されています。その結果、このエリアのコーヒーのユニークなフレーバープロファイルに繋がっているのです。

 



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