CAPADOCIA/BRAZIL

CAPADOCIA/BRAZIL

9月 24, 2022

カッパドーシア / ブラジル

 

Flavor Profile : 
ストーンフルーツ、ダークチョコレート、きび砂糖。
Stone fruits, Dark chocolate,  Cane sugar,


Producer: Augusto Borges Ferreira(アウグスト・ボルジス・フェヘイラ)

Farm: Capadocia(カッパドーシア)
Region: Sao Goncalo do Sapucai(サン・ゴンサーロ・ド・サプカイー)
Sul de Minas (スウ・ジ・ミナス)

Country: Brazil
Variety: Catucai
Process: Natural 
Altitude: 1300 masl
Harvest: 2021

 

『ブラジルのコーヒーはスペシャルティグレードを目指すべきである』

2018年に農園を訪れた若き生産者、アウグストの農園で作られたコーヒーです。

今年も皆さんと一緒に楽しむことができ、とても嬉しく思います。
このコーヒーは、強烈な果実味を表現するコーヒーではありませんが、ブラジルコーヒーの平均的な品質を大きく上回る上質な果実味を感じることができます。綺麗な質感ときび砂糖を溶かしたかと思うような、優しくしっかりとした甘さをお楽しみください。

 

 

 

ブラジルは世界最大のコーヒー生産国として知られています。

他の生産地のコーヒーと比較すると、低価格ながらも安定した品質を維持しており、多くの方がミルクチョコレートやナッツを思わせる落ち着いた風味をイメージするのではないでしょうか。

ブラジルでのコーヒー生産コストは市場で取引される価格に対して高く、生産者はコストを最小限に抑えるよう生産管理をしなければなりません。中でも人件費は生産コストの大部分を占めるため、ブラジルの農園では一般的に機械による大規模収穫が用いられます。

一方、アウグストの農園ではチェリーは全て手作業で丁寧に選別・収穫されます。
チェリーを手作業で収穫するコストは機械による収穫の平均3倍のコストがかかりますが、出来上がるコーヒーの品質の差は歴然としています。
彼が信じる『ブラジルのコーヒーはスペシャルティグレードを目指すべきである』という信念を彼のコーヒーからも強く感じることができると思います。

 

 

典型的なブラジルコーヒーのプロファイル(風味)は、昨今の市場において高い価格で取引されることはありません。
そのためブラジルのコーヒーは比較的低価格帯で取引されることが多く、生産者は品質向上や新しい取り組みに投資する資金を得づらい状況にあります。
つまり、より高価なコーヒー市場が確保されない限り、生産者は品質に投資することができないのです。
そういった状況の中で小さいながらもできる限りのベストを尽くし、真剣にコーヒーの品質向上に取り組む姿勢には非常に惹きつけられます。

 

 

アウグストはコーヒー農園を営む家系の4代目として、子供の頃からコーヒーの樹と共に育てられました。
奥様のパトリシア・フェルナンダ・シルベイラもコーヒー農園を営む家系の出身の若者です。
彼らは共通してコーヒー栽培における品質向上に対する高い志を持ち、向上心によって強い絆で結ばれたファミリーのように感じます。 

 

 

カッパドーシアは全体で約7ヘクタールの広さを持ち、うち約4ヘクタールでコーヒーの栽培が行われています。農園のある地域はスウ・ジ・ミナス、つまりミナスジェライス州の南に位置しており、平均気温が22℃から24℃、肥沃な土壌と山々の地形はコーヒー栽培にとても適しています。
このエリアはブラジルのコーヒーの約30%を占める生産量を誇っています。

 

 

ご購入は下記リンクからどうぞ!
Capadocia Espresso / Brazil🇧🇷

YouTubeにてカッパドーシアのテイスティング動画をアップしています!
こちらからどうぞ!



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