AA Thimu / Kenya

AA Thimu / Kenya

4月 26, 2026

Thimu / ケニア

Flavour;
Black currant, Plum, Herbal, Jammy.
ブラックカラントやプラムの果実味、ハーブの風味、ジャムのような甘さと質感。

生産国: Kenya ( ケニア )
精製所 : Thimu Coffee Factory (ティム・コーヒー・ファクトリー)
協同組合 : Baragwi Farmers Cooperative Society ( バラグウィ生産者組合)
生産者: 3000 members
産地 : Kirinyaga ( キリンヤガ )
品種 : SL28, SL34, Ruiru 11 and Batian
精製方法 : Washed
標高 : 1600 - 1800masl
収穫時期 : 2025

力強い酸味と濃い甘み。ケニアのコーヒーは他の産地と比較して強くはっきりとした味わいが特徴です。果実や果肉を絞ったジュースのような、活き活きとしたフレッシュな果実感は、ケニアのコーヒーにだけもたらされた特別なもの。しっかりと抽出して果実味を楽しむのも、粗く挽いて控えめに抽出してハーブティーのような華やかさを楽しむのもオススメです。

キリンヤガ郡はケニアを代表するコーヒー産地のひとつで、同じく高品質なコーヒーで知られるニエリ郡の東部に広がっています。この地域のコーヒーは濃厚で複雑な風味が特徴で、ナイロビから車で2〜3時間ほどの距離にあります。ケニアの著名なコーヒー産地の多くは、首都ナイロビの北部に集中しています。

Thimuは、キリンヤガのバラグウィFCS(生産者組合)が運営するティムコーヒーファクトリーで生産されています。バラグウィFCSはケニア最大規模の生産者組合で、12のウォッシングステーションを運営し、15,000人以上のメンバーが参加しています。ティムコーヒーファクトリーには約3,000人の小規模生産者が所属しており、組合は1953年10月、メンバーがコーヒー栽培を通じて社会的・経済的な利益を得ることを目的として設立されました。現在は140人以上のスタッフを雇用し、うち31人が女性です。

FCSは生産者によって運営される非営利組織で、メンバーを代表してコーヒーの販売を担っています。組合は、除草・剪定・施肥・間伐といった農作業への技術指導に加え、種子・肥料・農薬など生産性向上に必要な資材の購入資金の融通も行っています。組合はメンバーが選任したチェアマンと理事会によって運営され、各ファクトリーにもマネージャーを置き、品質管理とスタッフ運営を委ねています。


収穫が始まると、生産者は農園や自宅の庭先でチェリーを収穫し、ファクトリーや集荷ポイントまで運びます。納品場所に到着すると、袋の中身をシートの上に広げ、未熟・過熟・病気のチェリーを取り除きます。選別は生産者自身が行いますが、ファクトリーのスタッフが品質確認のために立ち会うこともあります。責任者はチェリーの品質を確認したうえで重量を測定し、品質と量に応じた前払い金を生産者に支払います。納品情報と前払い金額は記録・領収書として発行され、コーヒーの販売後に残額が精算されます。

計量後、チェリーはパルパー(果肉除去機)にかけられ、果肉を取り除いたパーチメントが水とともに流れ出ます。その後、コンクリート製のタンクで18〜36時間、乾式発酵させます。多くのファクトリーでは6〜8時間ごとに加水・撹拌・排水を繰り返します。発酵が完了してミューシレージが溶解したら、パーチメントをウォッシングチャンネルで洗浄し、密度による比重選別を行います。最も密度の高い豆はP1として清水のタンクへ、中程度の豆はP2として別タンクへ送られ、浮遊した低密度のP3はそのままドライングテーブルへ回されます。


その後、コーヒー豆は麻製のメッシュマットの上で1日間スキンドライされ、翌日からアフリカンベッドと呼ばれる伝統的なドライングテーブルに移されます。ワイヤーメッシュの上に麻布や遮光ネットを敷いた状態で、天候や降水量に応じて12〜20日間かけて乾燥させます。


1daa9fafdd6fbcb57f24d49085372363cc289be6051412ecf30c1c17e7010413