HERRERA GEISHA / HONDURAS

HERRERA GEISHA / HONDURAS

10月 10, 2022

エレラ・ゲイシャ / ホンジュラス

 

Flavor Profile : 
チェリー、エルダーフラワー、マンゴー、白茶、ローズ。
Cherry, Elder flower, Mango, White tea, Rose.

 

生産者 / Producer : Marysabel Caballero & Moises Herrera (マリザベル・キャバレロ&モイセス・エレラ)
農園 / Farm : Mogola (モゴラ)
産地 / Region: Chinacla, La Paz, Marcala (チナクラ < ラ・パス < マルカラ)
生産国 / Country : Honduras
品種 / Variety : Geisha
精製方法 / Process : Anaerobic Washed
標高 / Altitude : 1600masl
収穫時期 / Harvest : 2022


このコーヒーは、チェリーやマンゴーのような甘く締まった果実味をローズや白茶などのフローラルさが包み込み、高度にバランスを保った風味を持っています。後味もとても綺麗です。

2019年にローリングの焙煎機に変更して焙煎を始めてから、間違いなく今までで一番美味しいコーヒーと言い切れます。

 

 

いつも私たちのコーヒーを飲んでくださっている方にはお馴染みのホンジュラスのコーヒー生産者、Marysabel CaballeroとMoises Herrera夫妻から、今年も本当に僅かだけGeisha種を買い付けることができました。

今年のLotはAnaerobic Washedという嫌気性発酵を用いた精製方法ですが、発酵やプロセス由来の香りは全くなく、透明感のある複雑な味わいです。Geishaに期待されるようなフローラルな香りとそれに包まれた鮮やかな果実の風味、様々な風味それぞれの明瞭性が高く、優しい液体の中にも感じられる複雑さが、このコーヒーの質の高さを表しています。

Geishaという品種は、木が大きく農園の中に効率よく植えられないことや、枝がもろくすぐに折れてしまうことから収穫量が少なく、栽培自体が難しい品種と言われています。
その栽培の難しさ故、多くの生産者はこの品種の栽培には積極的にチャレンジせず、市場にもほとんど出回っていませんでした。

しかし、2005年にパナマで開催された「ベスト・オブ・パナマ」という品評会に出品された際に、コーヒーとは思えないような華やかな風味から一躍脚光を浴びることとなります。
この年に見事品評会で優勝したGeishaは当時の生豆オークション価格の記録を塗り替え、1ポンドあたり20ドル以上で落札されました。

MarysabelとMoisesの二人も2016年に開催されたCup of Excellenceという品評会で、El Puenteという区画からGeishaを出品して見事優勝に輝きました。

モイセス・エレラ氏はGeishaを含む様々な品種を、自分達が所有する200ヘクタールの農園のあちこちに植えて経過を観察し、作業の全てを記録に残しています。
そしてそれぞれの品種の栽培に適した土地を見つけ出すのです。

奇遇にもこのGeishaはMarysabel Caballeroが彼女の父であるDon Fabioから受け継いだ農園”Mogola”を自らが育つのに適した土地とみなしたようでした。
Mogolaは前述のEl Puenteと同じ標高に位置する区画で、コーヒーが持つ風味もEl Puenteに近いと言えます。

 

モイセスは午後にチェリーを収穫し、エアロック・バルブ付きの密閉タンクでチェリーを発酵させます。
その後パルパーを用いて果肉を除去し、アフリカンベッドで乾燥させます。

前回のナチュラル精製のGeisha同様、このアナエロビック精製のコーヒーからも細心の注意が払われた彼らの丁寧な仕事を感じます。

特別なコーヒーをぜひお楽しみください。

 

ご購入は以下リンクよりどうぞ
Herrera Geisha / Honduras🇭🇳

⇒生産者マリザベル&モイセスへのインタビュー記事はこちらから。